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住人十色の住い
十組の家族がいれば、
十通りの土地で、
十通りの家に
十通りの住まい方があります。

家は、土地の上に建てられます。
その土地は形状が違います。
地域や環境、気候、風土もみな違います。
だから、造り方が違って当たり前です。

現在の暮らし方だけでなく、将来の暮らし方も見越した、丁寧な住まい造りが欠かせないと思います。



ハウスメーカーの家
ところが、
現状はメーカーそれぞれ個性があるものの、そこに住まう家族の個性を失くすことから交渉が始ます。
ノルマを抱えた営業マンは契約を急かし、完成を急ぎ、代金を早く回収することに腐心します。
効率や利益を優先し、一軒一軒丁寧な住まい造りはりをしません。

大量受注、大量発注、大量生産で大幅にコストダウンされ、原価が下がり利益還元されるはずが、実際には巨額の広告宣伝費や、営業・事務その他直接住まい造りに関わらない人間の給料等の経費に費やされてしまいます。
CM・広告・販促グッズ・住宅展示場、多くの事務社員のため高コスト体質になり、大量受注で賄う悪循環に陥っています。

結局、ハウスメーカーのお客様(お施主様)には利益の還元などされることなく、大量受注、大量発注大量生産のために規格化或いは半規格化された製品としての住宅お仕着せられているのです。



地場の棟梁が造る家
住まい造りは、完成すれば終わるものではありません。
24時間・365日・何十年もの間にわって永い付き合いが始まります。

そのためには、住まい造りのパートナーとして一番頼りになるのは地場(地元)の棟梁(工務店)です。
地域を知り尽くし、長きに渡って住いのメンテナンスを頼むことができる町医者のような存在です。

しかし、腕に自信がある棟梁といえども、お客様(お施主様)のニーズや法規制に応えることが難しくなってハウスメーカーの下請けをやらざるを得なくなってきました。



豊夢創屋で造る家
そこで、
腕におぼえのある棟梁(工務店)と、良い住いをお求めのお客様(お施主様)の橋渡しをすることにより、本当に良い住いを創るためのお手伝いをさせていただいております。

お客様(お施主様)にとって、一生に何度もない大切な家造りです。

“豊かな夢のある住まい創り”をはじめませんか?



はじめに
建築基準法 第1条では、
「この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もって公共の福祉の増進に資することを目的とする。」

しかし、最近の耐震偽装や欠陥住宅や健康被害、地震による新しい建物の被害報道をみていると、“最低の基準”すら守られていないことに建築に関わる者としてとがっかりします。



デザイン優先でホントにいいの?
デザイナーはデザインにかぶれ、依頼者は豪華な仕様に憬れ、使い勝手の良い間取りにしたがる。

そこには、もっとも大切な“安全”がないがしろにされている。

そもそも安全な住宅には、要所要所に柱と壁がバランスよく配置されているものです。

デザイナーズ住宅のデザイン性溢れる建物と比べれば、“不恰好”かもしれませんが、命あっての物種じゃあないですか。



私は、
『家は倒れたら保険などで修復できますが、人の命は保険でも取り戻せない』

ということを念頭に設計を行なっております。

  
→うけうりですが・・・「地震は地面が揺れるだけで人は亡くならない。地震で人を傷つけるのは、壊れる建物だ。」

ですから、
奇を衒ったデザイン優先住宅や営利最優先の住宅をお望みの方は、このページを閉じて建築家やハウスメーカーのホームページをご覧ください。



笑って住み続けられるために
ハウスメーカーやフランチャイズ、地場の建設会社や工務店・・・・・
各社それぞれに美辞麗句を並べ自社のメリットを誇示されますが、賢い消費者ならばデパートやスーパーのキレイなの大根よりも、農家からわけてもらう大根畑で抜きたての大根のほうがとびっきり美味しいことはご承知と思います。
同じことが住まい造りにも言えることを学んでください。
住まい造りはそれからでも遅くはありません。
ずっとその家に笑って住み続けられるために・・・・・



日々思うこと
住まいづくりを考えている方の夢や希望、あるいは不安などを気軽に相談していただける「住まいの町医者」であれたらと思います。頼りになる棟梁のように・・・

住まい手の個性を生かし、安全・快適・健康的で耐久性を兼ね備えた『豊かな夢のある住まい創り』を処方できたらと思います




設計に対する考え
コミュニケーション
 依頼者と設計者の出会いから依頼者(クライアント)と設計者がコミュニケーションを図って理解を深め、依頼者の考えや思いを住まい造りに十分に反映したいと思います。

コストパフォーマンス
 無駄なく 合理的な構造、適切な材料・仕上げ、機能的に無駄なく限られた予算を有効に使うことを考えます。
合理的かつ機能的な設計で、住みやすく建物の寿命を伸ばしランニングコストの軽減をはかります。

健康住宅・・・環境のために
 単に自然素材を使うだけでなく、家の配置・間取り・風通し・自然採光・自然換気などを総合的に考え、省エネや寿命に配慮します。
もちろん、健康だけでなく安全で安心して末永く住まい続けられることも・・・

シンプル・・・飾らずに気取らずに
 建築はただの入れ物、主役はそこに住まう人です。
芸術的に奇抜な建築も素晴らしいが、依頼主が望まない限り日本の風土や風景に似合わない。
住まいを取り巻く環境はモノに溢れ複雑化しています。
そこに住まう人が埋没してしまわないように、流行に流されず飽きの来ないシンプルな住まいがよいと考えます。

現場監理・・・依頼主のために
 設計の意図を正しく現場に伝える。
工事が正しく行われているかを見極める。
当たり前のことを当たり前にしてこなかったツケが今日の耐震偽装や欠陥住宅問題に・・・

できることはDIY・・・依頼主ばかりでなく設計者も参加します
 他の職人の邪魔をしない範囲で、素人でもできる工事に参加しています。
100%仕上げないで住みながら少しづつ仕上げていくセルフビルドもオススメです。
コストダウンというよりも、住まいづくりに関わることで住まいへの愛着が違います。


住まい造りは一生・・・末なが〜く
 工事が終わって引き渡してしまえば設計監理の終わりではありません。
定期的にいつでも住み人の相談にのったり、建物を診たり・・・
依頼主の住まい造りを通して一生のお付き合いが出来る設計監理をしたいと考えます。


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